味付けはオイスターソース 簡単ナシゴレンカンポンのレシピ


ナシゴレン/Nasi Gorengは東南アジア料理の定番ですね。Nasiはご飯、Gorengは揚げるという意味ですから、ナシゴレンはマレーシアやインドネシア風のチャーハンといった感じでしょうか。今回は、先日作ってみて美味しかった簡単ナシゴレンのレシピをシェアします。

マレーシアで食べたナシゴレンカンポン
私は昨年の夏マレーシアに行ったとき、そのナシゴレンにもいろいろな種類があることを知りました。Nasi goreng ayam(鶏)、Nasi gorengt tomyam(トムヤム味)、Nasi goreng pattaya(オムライス風)など。

なかでもペラ州のサービスエリアで食べた激辛Nasi goreng kampung/ナシゴレンカンポンは絶品でした。Kampung/カンポンは、田舎とか故郷という意味で、ナシゴレンカンポンには Ikan bilis / 干したイワシ稚魚 (マレーシア風だしじゃこ)が入っているのが特徴です。マレーシアの人にとって懐かしい味がするから、この名前なのかな。

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ペラ州タイピンのサービスエリア(2019年7月)
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本物のナシゴレンカンポン

今回はYoutubeのレシピ動画を参考に、手元にある材料でナシゴレンカンポンを作ってみました。

ナシゴレンカンポンのレシピ
材料
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ナシゴレンカンポンの材料 ※自己流
長ネギ  1本
冷やご飯 お茶碗2杯分
卵 2つ
にんにく 2かけ
☆エシャロット/Bawang merah 5つ
☆赤唐辛子 6本
☆干し海老/Udang kering 好きなだけ
☆干したイワシ稚魚/Ikan bilis 好きなだけ(頭の部分は苦いのでもいでおくことをおすすめします) 

-味付け-
お魚だしの粉 1/2キューブ
オイスターソース/Sos tiram 大さじ1
☆海老ペースト/Belacan/Terasi Udang 
こしょう 少々

☆マークがついている材料は、大久保駅を出てすぐのインドネシア食材店Toko Indonesiaで手に入ります。

下準備

ナシゴレンの素をつくります。にんにく、エシャロット、赤唐辛子はみじん切りに(石の摺鉢があれば、潰してペースト状に)して、海老ペーストを混ぜておきます。

手順

1.フライパンに油をひいて、干したイワシ稚魚と干し海老を炒めます。
 良い香りがしてきたら、いったんフライパンから出して小皿にとります。
  ポイント:カリカリにするため油をケチらない
2.同じフライパンで、下準備で用意しておいたナシゴレンの素を炒めます。
3.オイスターソースとお魚だしの粉を加えます。
4.卵を割り入れます。
  ポイント:卵はちょっと焼いてから混ぜる。
5.こしょう少々を加えます。
6.刻んだ長ネギを入れて、しんなりするまで炒めます。
7.ご飯を入れて、むらがなくなるまで混ぜながら炒めます。
  ポイント:炊きたてご飯ではなく、ぱらぱらになった冷やご飯がベスト:)

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ナシゴレン 作り方はチャーハンとほぼ同じ

30分ほどで完成!
目玉焼きと、インドネシア風調味料*に漬け込んで焼いた白身魚といっしょにいただきました。
*にんにく、エシャロット、インドネシアの甘口醤油/Kecap manis、ライム果汁、赤唐辛子、植物油、塩

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目玉焼きをのせていただきます

マレーシアで食べた本物に近いかは忘れてしまいましたが、小魚やエビが香ばしくてとても美味しかったです。シンプルなレシピですから、ぜひおうちで作ってみてくださいね。

参考にしたレシピ動画 

以下、参考にしたYoutubeのレシピ動画を載せます。

ナシゴレンカンポン

海老や鶏肉も入っていて、私が作ったものより豪華です。また、長ネギではなく空芯菜/Sayur Kankungが使われています。

インドネシア風焼き魚/Ikan bakar

このレシピ動画で紹介されていた調味料に白身魚を漬け込みました。焼いた次の日に食べたのが、味が染みていて一番美味しかったです。