お湯を注げばそこはインドネシア インスタント麺 Mie Sedaap 食べ比べ
Mie Sedaap/ミースダップはインドネシア発、WINGSグループによるインスタント麺 。2003年に発売され、インドネシアでIndomie/インドミーに次ぐシェアを誇っています。にんにくの香りや、インドネシアらしいスパイスや調味料が特徴です。
こちらはMie Sedaapのコマーシャル動画。Sedap(スダップ)は、マレーシアの方がよく使う言葉でおいしいという意味です。Mieは麺ですから、Mie Sedaapはそのまま「おいしーい麺」という商品名ですね。
ミースダップの食べ方
寮生活を経てミースダップを食べるプロとなったマレーシア人の友人の指導のもと、4つの味を食べ比べました。
Soto /ソト味ラーメン、Baso Special/スペシャルバクソ味ラーメン
カップ麺タイプ(Mie Sedaap Cup)の蓋を開けると、味付けやトッピングといっしょにプラスチックフォークが入っています。環境に良いとはいえないけれど、お湯さえあれば、どこでも食べることができて便利。
小分けの袋に入っている味付けや揚げニンニクを除くトッピング、調味油を入れたら、普通のカップヌードルのようにカップ内部の線までお湯を注いで3分ほど待ちます。
最後に揚げニンニクを加えたら*、完成。ソト(インドネシア風チキンスープ)味はさわやかなライムの葉の香り、バクソ(インドネシア風牛肉団子スープ)味はこってりの牛肉スープが特徴。それぞれフライドチキンの皮のようなものと揚げニンニク、牛肉団子とドライ野菜が入っています。スープを飲み干してしまいたくなる美味しさです。
*揚げニンニクをお湯を注ぐ前に入れてしまうと、ふやけてしまいます。ミースダップの売りである揚げニンニクのカリカリ食感を楽しむために、食べる直前に入れましょう!
Mie Goreng Ayam Krispy/クリスピーチキン味ピリ辛焼きそば、Mie Goreng Perisa Asli /オリジナル味ピリ辛焼きそば
袋麺タイプはカップ麺タイプより数十円安価。今回購入した袋入りミースダップはどちらも焼きそば系です。説明書きには麺を鍋で茹でるよう書いてありますが、蓋をかぶせて3分間待つというペヤング感覚でも問題なく作ることができました。
3分経ったら水をきって、味付けを混ぜて完成。透明の袋に入っている赤い液体はチリソース、黒い液体はKecap/インドネシア風醤油というのが特徴的ですね。それぞれ揚げニンニクと鶏風味のカリカリフレークをふりかけていただきます。
食べ比べてわかりましたが、オリジナル味の揚げニンニクのほうが、クリスピーチキン味の鶏風味カリカリフレークよりもクリスピーでした(笑)また、ピリ辛焼きそばという商品名ですが怖がらなくても良い程度の辛さでした。辛ラーメンが美味しく食べられる人なら、絶対に大丈夫。
いろいろな味のミースダップ
今回食べ比べてみた4つのほかにも、たくさんの種類のミースダップがあります。個人的には、ホワイトカレー味ラーメンに唐辛子を加えて食べるのが一番好きです。
Mie Sup Perisa Ayam Bawang/オニオンチキン味ラーメン
特徴といえばトッピングにチリパウダーと揚げニンニクが入っていることくらいの、スタンダードなチキン味。ザ・インスタントラーメンの香りがします。
Mie Sup Perisa Ayam Istimewa/スペシャルチキン味ラーメン
何がスペシャルなのかよくわからないこれまたスタンダードなチキン味。「オニオンチキン味ラーメン」からトッピングの揚げニンニクを引いた感じ。
White Curry/ホワイトカレー味ラーメン
レモングラスやココナッツ油の香る、東南アジア風のカレー味。日本語版パッケージでは、「シンガポールで大人気のスパイシーココナッツミルク風味カレーヌードル」ラクサ味と説明してありました。シンガポール旅行で食べたカレーラクサが恋しくなった人に良さそう。
Kari Spesial/カレースペシャルラーメン
調味油やスパイスの袋を開封した瞬間カレーの香り漂う正真正銘のカレー味。
その他、まだ日本のお店で見つけていませんが、チキンカレー味ラーメンやサンバル(インドネシア風辛味調味料)味焼きそば、サテ(インドネシア風串焼き肉)味ピリ辛焼きそばなども発売されているようです。
ミースダップを売っているお店
ネットショッピングはもちろん、ミースダップは日本にあるお店でも買うことができます。いろいろな種類のミースダップが手に入るお店はこちら。
東京:インドネシアの店
東京:東京モスクハラールショップ
福岡:九大近くのアジア食材店アズハル
夜食に、いつもとひと味違う東南アジアのインスタント麺はいかが?